以下のメニューからえらんでね。あと、ここにある写真には肖像権に引っかかると怖いので、一部修正をつけています。
スワローズはここ十年間で五回のリーグ制覇、四回の日本一を果たしたことから常勝球団と思われがちですが、 手元にある選手名鑑の過去の球団の実績をみてみると、スワローズが常勝軍団となった90年代以降を除くと、 29年というと球団創立の年(1950年)生まれた子供が成人して家庭を持つのにも十分な期間である。 ふぅ。
でも、九十年代に入り、南海やロッテ、西武で名捕手、名監督(プレイングマネジャー)として鳴らした野村克也氏を
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簡単な創設期の話とちょっとしたデータ
ご存知の通り過去は球界のお荷物といわれ、優勝はおろか、Aクラスもきわめて遠かった時代があったのです。
Aクラス入りしたのはたったの十回で、日本一になるまでに球団創立からなんと29年かかっています。
2001年のワールドチャンピオンとなったアリゾナダイヤモンドバックスとは大違い。
この差はやはり資金面だった。だいたい球団のできた経緯もかなりいい加減なもので...
「昭和24年11月7日といえば、日本プロ野球2リーグ分立の最終会議に先だつ3週間前のことである。審判員の西垣徳雄は、甲子園から帰京の途上、偶然、時の国鉄総裁・加賀山之雄氏に出会った。加賀山氏は元来大変な野球好きであった。たまたま新球団加盟をめぐるプロ野球界の実情に話が及び、西垣氏が現状を説明するのを、加賀山氏は興味深げに聞き入っていた」(本文 国鉄スワローズ誕生・前史より)
監督に迎えてからのスワローズは強い!(←過去形じゃないことに注意)
まず優勝実績が他の球団の追随を許さぬ程ダントツで、92,93,95,97,01年とリーグ優勝、内92年を除く5回は日本一に輝いている。
唯一日本一を逃した92年は王者西武を相手にまともな先発は岡林一人だけにもかかわらず
(事実高卒ルーキーの石井一が一回先発して敗戦投手になっている。いまやメジャーリーガーだけどね)、第七戦までもつれ込む健闘を見せました。前年の山本カープが王手をかけながらに連敗して西武に日本一をさらわれたこととか、
(←広島ファンに配慮して消去線をいれました。事実はかわらないけど。)
さらにまた前年の巨人が西武に四連敗して惨めに敗退したのとは大違いです。
ちなみに主だった球団を挙げると、巨人が19/29で.655、西武(前身は西鉄ライオンズ)が11/18で.611、
オリックス(前身は阪急ブレーブス)が4/12で.333、広島が3/6で.500、伝統があってフォッサマグナ以西では絶大な人気を誇る阪神は1/3で、.333
...となっています。